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作成日 : 2021-12-07
更新日 : 2025-04-05
この数年、がんリスクの検査方法について新しい方法が登場してきています。その中でも代表的な検査方法についてご案内させて頂きます。 尿を使い、がん患者の尿に含まれる特有の臭いに線虫が反応する習性を利用した検査方法です。現在は15のがん(胃・大腸・肺・乳房・子宮・膵臓・肝臓・前立腺・食道・卵巣・胆管・胆のう・膀胱・腎臓・口腔咽頭)について検査(がんリスク)をします。医療機関と提携はこれから徐々に増えていきますが、ご自宅からの郵送もしくは国内にあるステーションと呼ばれる窓口での提出の形になります。検査費用は12,500円(郵送の場合の送料は別途)です。一部の保険会社(がん保険)では検査データ等の提供により優遇措置があります。 唾液を使い、唾液に含まれる成分から現在は6つのがん(肺・膵臓・胃・大腸・乳房・口腔)について検査(がんリスク)をします。医療機関と提携して人間ドックのオプションで検査したり、ご自宅からの郵送での形になります。また、ふるさと納税の返礼品(山形県鶴岡市)になっていたりします。唾液によるがん検査技術については2010年に開発されています。検査費用は受診する医療機関等により幅があり、2~3万円台です。一部の保険会社(がん保険)では検査データ等の提供により優遇措置があります。 少量の血液(約5ml)を使い、血液中に含まれる成分から8つのがん(胃・肺・大腸・膵臓・前立腺・乳房・子宮・卵巣)だけではなく脳卒中や心筋梗塞、糖尿病、認知症機能の低下等のリスクも検査出来ます。検査費用は受診する医療機関等により幅があり、2~3万円台です。上記以外に尿・唾液・血液による簡易検査も複数あり、現在研究中のものもあるので近年中に新たに登場するものもあります。ただ、一ついえる事は従来あった検査に比べ、費用面・時間面で簡易的に且つ高い精度で検査が出来る方法です。※検査の結果、リスクが高いと判断された場合は改めて医療機関にて精密検査をしてがんの有無・部位の特定等が必要にはなります。がんは早期発見・治療が最も有効的といわれる病気です。定期的な健康診断・人間ドックと共に簡易検査を有効活用していく事をお勧めします。(以上)
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