先日、安倍首相が、歴代最長の在任期間を自ら辞するという発表がありました。
理由は、難病「
潰瘍性大腸炎」ということです。
体が一番なので、今は療養に専念してほしいと思います。 お疲れさまでした。
さて、この「潰瘍性大腸炎」を含む
『難病』に関してですが 時々、耳にしませんか?
難病のイメージはいかがでしょうか? 難しい・・・病気・・・? 難しい・・・とは何なのか?
2015年施行された「難病の患者に対する医療等に関する法律(難病法)」では、 4つの要素をすべて満たす疾患を、難病とすることを定義づけました。
この要素に含まれた病気は、国から指定難病とされ 通常の医療制度とは、別の医療制度を設けています。
つまり、難病用に医療費の助成があるんです。
さて、まずは、4つの要素について
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・発病の機構(原因)が明らかでない
・治療方法が確立されていない
・希少な疾患である(がん、精神疾患、感染症、アレルギー性疾患、個別の施策体系が確立している疾患は含まれない)
・長期の療養を必要とする
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という4要素です。
意外にも、身近にも難病に罹患されている方はいらっしゃるかもしれません。
潰瘍性大腸炎はじめ、クローン病、パーキンソン病、もやもや病なども指定難病です。
指定難病に罹患されている方は、平成27年度末のデータで約94万人もいらっしゃるようです。
難病の場合、要素として、
長期の療養というのがあります。
実際に社会復帰されてる方も多くいらっしゃいます。
症状を抑えながら、仕事と通院を頑張っている方もいらっしゃいます。
ただ、発病原因が明らかでなく、治療法が明らかでないからこそ 罹患された方は、再発や、病状の進行の不安の中、日々生活をされています。
また、発病原因がわかないため、基本的に、誰にでも起こることです。
明日は、我が身というわけです。
そこで、未知の病「難病」に罹患した際、医療費助成制度があり、その治療をサポートします。
詳しくは、
難病医療助成制度を御覧ください。
収入にもよりますが、所得のある方(生活保護者除く)は一般的には、 所得別に、一ヶ月の上限 2,500円〜30,000円で治療を受けられます。
ただし、一般入院と違い、食事は全額自己負担です。
治療費の補助、、、に関してはかなり優遇されていますが
生活費の補助については、自分で用意する必要がありそうですね。
いつ・何がきっかけで起こるかわからない「難病」だからこそ
確認しておきたいことがあります。
● 生活費(特に固定費)
● 傷病手当金
● 就労不能系の保険の確認また、特約で難病指定で、一時金が出る医療保険を出している会社もあります。
もしも、を想定して、備えて必要があるかもしれませんね。