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コラムタイトル : 本日の下落について
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カウント数 : 42
記述者 : 広村泰則
大カテゴリー : コラム
小カテゴリー : 資産運用・資産形成
作成日 : 2025-02-28
更新日 : 2025-05-05
こんにちは。広村です。
今日は株価が大きく下落しました。
しかし、あまり気にされなくてよいことをお伝えしたく、筆をとりました。


まず、結論ですが、
日々の上がり下がりはもちろん、今回の急落もあまり気にしないでください。
「長期投資」であることを忘れずに、変額保険もNISAも長期間の継続を心がけましょう



運用である以上、大きく下がることもあれば、大きく上がることもあります。
下がるときはマスコミは大きく取り上げますが、上がるときはあまり取り上げられません。
振り回されないようにお願いいたします。

上がったり下がったりしながらも長期的には成長していくのが資産運用です。
(そういう銘柄で取り組みましょう)

正直なところ、今年から数年は我慢が必要になりやすい局面と思われます。
しかし、そうであっても長期投資を忘れずにじっくりと運用を継続することを忘れないことが大切です。

長期でやっていれば将来はきちんと報われるはずです。
絶対とは言えませんけれども^^;



ネガティブ~ニュートラルな予測をもしするとするなら、
本日の下落は、おそらくは週明け、少し戻すものの、完全には戻り切らず、上がったり下がったりを繰り返しつつ、もう少しさらに下落するというシナリオです。
(いろいろなことが予想される中での、単なる一つのシナリオです。このようになると予想したものではありません)


しかし、上がったり下がったり、時に大きく下がることもありますが、多くの人は長期的にみれば上がっていく本質の銘柄で運用をしているはずです。
(特に私のお客様にはそのようにご案内させていただいております)

不安になって利益、損失を確定させてしまうとそこで止まってしまいます。
気にせずに継続していれば、一時的に下がっていても、時には短期間で、あるいは時間がかかってもその下落は回復し、さらに成長していくものです。



今回の下落がすぐに回復するかどうかはわかりません。
ただ、この1年あるいは数年は、以下の2点で我慢が必要になりやすい時期であることは覚えておいてください。

・日本の金利上昇によって、日米の金利差が縮小し、一時的に円高が進みやすい状況となり、それは日本株の下落圧力になりやすいこと、またオルカンなど海外資産の評価額が小さくなること

・アメリカは順調な成長を維持しているとはいえ、局面としては景気後退期であること

加えて、トランプ大統領が仕掛けている関税政策は世界の貿易量を縮小させる恐れがあり、それはつまり世界経済の規模の縮小、あるいは成長率が小さくなることを意味します。
影響が大きい企業、小さい企業、いろいろでしょうが、全体としては苦しい局面になりやすいです。


我慢が必要になりやすい局面だからといって、一時的に資金を引き揚げてタイミングを見計らって、再度資金を積極運用に戻すという行為はお勧めしません。

現在は上記のように我慢が必要になりやすい局面ですが、いつ潮目が変わるかわかりません。
突然、大きく上昇を始めるかもしれません。

一時的でも資金引き上げる行為はその波を逃す可能性が高く、
また、一度それをしてしまうと、
どのタイミングで攻めに切り替えればよいか迷いも生まれやすくなります。


また、もしお好みならば、タイミングを見て攻めと守りの調整をすることに取り組んでもよいかもしれません。
しかし、それをやる場合も運用している資産の3割から半分は手を付けずに、残りの半分程度だけでタイミングを見てリスク調整という程度に留めることをおすすめします。

そしてタイミング売買は失敗しやすいこと、普段から日常的に実施することでは決してなくなく、年に1,2回調整するかあるいはしないかという程度のものであることを覚えておいていただけると幸いです。
サムネイル :
記述者情報
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